oubeika

ペアトレードは、サヤ取りや裁定取引、アービトラージなどといった具合に、さまざまな
名称で呼ばれています。

2種類のトレード対象で「売り」と「買い」を同時に行い、そのトレード対象の価格差が
大きくなったり小さくなったりすることから、その動きを活かして利益を狙う投資手法の
ことです。

厳密に言えば、株や先物、ブックメーカーなどといった具合に細かな違いはあるとしても
やっている事自体は同じようなもので、強引に例えるとすれば魚の名前と同じようなもの
です。
ブリやスズキなどの出世魚や、クロダイのことをカワダイやチヌと呼ぶ地域があるという
具合に考えると多少はわかりやすいかもしれません。

さて、ペアトレードを行うにあたって重要なポイントとして2種類のトレード対象が似た
ような値動きをする「相関関係」があげられます。

相関関係が見られるかどうかを判断する際に用いるのが相関係数ですが、ある程度の期間
の値動きから判断しないと適切な判断は行えません。
(相関係数以外にベータ値も重要ですが、本題から外れるので割愛します)

主に欧米のマーケットを中心に投資活動を行っている専業トレーダーの茶谷博樹さんは、
この相関関係の高い状態が常に維持されているトレード対象として、シカゴ・オプション
取引所に上場している「ボラティリティ・インデックス」(VIX)とドイツ金融先物取引
所に上場している「ユーロSTOXX50ボラティリティ指数」(V2TX)の組み合わせが良い
とアドバイスをしています。

VIX、V2TXのどちらも「恐怖指数」と呼ばれているものであって、それぞれ、アメリカと
ヨーロッパの投資家心理をはかるのに役立つ数字ですが、上限値・下限値が決まっている
だけでなく、経済的なつながりも大きいこともあって連動しやすい傾向が見られます。

VIXやV2TXなんて、取引している証券会社でトレードできないから意味が無いと思ったか
もしれませんが、アメリカのIB証券であれば両方ともトレードできますし、日本語対応が
できていますし、FXや先物などと同じように、日本の税務署に雑所得で確定申告を行えば
完了です。(専業トレーダーの場合は事業所得になる場合もありますね)

IG証券であればCFDでの扱いになりますが、VIXやV2TXのどちらもトレードできます。
IG証券KKは日本の証券会社の扱いになりますので、税務処理はIB証券よりも楽です。

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