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アメリカでの不動産投資といえば、サブプライムショック以降は低迷が続いていると考え
て、やめておいたほうが良いといった考え方になる傾向が見られます。

「金持ち父さん」として知られるロバート・キヨサキさんが経営する会社が倒産した話を
聞いて、ロバートさんが積極的に行っていたことから不動産投資は終わったと思った人も
いるのではないでしょうか。

日本でのバブル崩壊後のイメージも重なり、地価は下がり続けるものだという印象がつき
ものですが、日本で「カリスマ不動産投資家」として知られる石原博光さんが注目したの
が、実はアメリカでの不動産投資だったのです。

もちろん、アメリカであればどこでも良いというわけではありません。
石原さんが注目して、実際に物件を買っているのがカリフォルニア州にある「ベーカーズ
フィールド
」という都市です。

ベーカーズフィールドは、カリフォルニア州の主要都市であるサンフランシスコとロサン
ゼルスとの中間にある内陸都市で、日本では和歌山市が姉妹提携を結んでいます。

このベーカーズフィールドという都市は商業地であるだけでなく、その周辺が農地という
こともあって農作物集散地として機能していますし、近郊に油田が有るために石油精製や
石油化学工場もあるという具合に、幅広い産業構造を持っています。

しかし、油田に関しては原油価格の下落とともに徐々に厳しい状況になりつつありますし
イギリスのEU離脱に伴うヨーロッパ経済の混乱による影響が、アメリカにも直結すること
から、短期的に景気が下振れするリスクが高まりつつあるといえるでしょう。

中長期的にみれば、カリフォルニア州自体は財政破綻に近い状況だとしても、デトロイト
などとは異なり、ベーカーズフィールドは経済的にも安定していますし、不景気が来ても
すぐに役所機能が喪失するようなこともなければ、治安などが悪化する心配もないという
安心感から人口が増え続けています。

一戸建てなどは販売が始まった途端に売れてしまうような状況ですから、しばらくは安心
して不動産投資ができると石原さんは言いますが、物件が出まわる量が多くないことから
早い者勝ちと言えるかもしれません。

石原さん自身もベーカーズフィールドに移住して、本腰を入れて不動産投資に取り組んで
いるといいます。